Xserverへの公開鍵認証によるSSH接続をTeraTermにてマクロ自動化

ロリポップとさくらVPSでもやったように、XserverへのSSH接続をTeraTermでマクロ自動化してみました。（過去ログ：ロリポップの場合　さくらVPSの場合）

見出し

1 公開鍵設定
- 1.1 1の手順はこちらです。
- 1.2 2の手順は以下です。
2 TeraTermマクロ化

公開鍵設定

Xserverの公式マニュアルに公開鍵設定のやり方が載っているので、先ずはこちらを参照します。

https://www.xserver.ne.jp/manual/man_server_ssh.php

ちなみに、上記マニュアルでは公開鍵登録方法が、以下の２パターンあるのですが、自分は２番目の方を選択しました。公開鍵生成を良く使う為覚えていたからです。

サーバー上で公開鍵認証用鍵ペアの生成を行う場合
お客さまにて作成の公開鍵を登録する場合

1の手順はこちらです。

XserverSSH接続・SCP転送サーバー上で公開鍵認証用鍵ペアの生成を行う場合

XserverにSSH接続をしたりSCP転送したいので設定しました。マニュアルによると２パターンあります。サーバ...

normalblog.net

2017-05-21 12:13

2の手順は以下です。

2の手順てはローカルで以下コマンドを実行するだけです。

$ ssh-keygen -t rsa -C "[任意コメント]"

1	$ ssh-keygen -t rsa -C "[任意コメント]"

これでEnterを２－３回たたくと公開鍵（id_rsa.pub）が生成されます。

$ cat id_rsa.pub

1	$ cat id_rsa.pub

で開いて上記XserverマニュアルにあるXserverの「公開鍵登録・設定」へとコピペするだけです。

TeraTermマクロ化

ローカルのデスクトップなどに拡張子.ttlのファイルを作成します。

以下のようなTeraTermアイコンにならない場合は、プロパティからTeraTermマクロファイルだと認識させます。

これをエディタで開き以下のように編集します。

さくらVPSで実施したマクロフォーマットで出来ました。

hostname = '[サーバホスト名]:[ポート番号]'
 username = '[ユーザ名]'
 KEY_FILE = '[ローカルの秘密鍵パス]'
 filesearch KEY_FILE
 if result = 0 then
 sprintf 'Private key not found!'
 error_msg = inputstr
 messagebox error_msg 'error'
 exit
 else
 sprintf '%s /ssh /2 /auth=publickey /user=%s /keyfile="%s"' hostname username KEY_FILE
 connect_syntax = inputstr
 connect connect_syntax
 endif

hostname = '[サーバホスト名]:[ポート番号]'

username = '[ユーザ名]'

KEY_FILE = '[ローカルの秘密鍵パス]'

filesearch KEY_FILE

if result = 0 then

sprintf 'Private key not found!'

error_msg = inputstr

messagebox error_msg 'error'

exit

else

sprintf '%s /ssh /2 /auth=publickey /user=%s /keyfile="%s"' hostname username KEY_FILE

connect_syntax = inputstr

connect connect_syntax

endif

※Xserverの場合

サーバホスト名は　サーバーID.xsrv.jp

ポート番号は 10022

パスワード認証は利用出来ません

これで３つ出来ました。